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重量物搬送「エアベアリング」
エアポーター
エアポーターの原理

ブロアからのエアを多穴シートの小穴から床面に噴出することでエアフィルムが形成され容易に重量物を移動することができます。
エアベアリングでは困難だった隙間や段差も乗り越えることができます。
広い面で荷重を支持するため木製床等強度の弱い床面で威力を発揮します。
特徴
隙間・段差OK 隙間・段差のある板張り床、舞台のセリ等の通過ができます。 |
床負担が少ない 床面にかかる負荷が1m2あたり最大で7kNと低く耐荷重の低い床でもOK。 |
傷付きなし 床面への傷付き、車輪痕等が全く付きません。 |
本体厚12mm 本体は約12mmと薄く、かつ搬送物底面に特別な加工を要しません。 |
100V OK ブロア電源は100V又は200Vと特別な電気設備は不要です。 |
1/100以下 摩擦係数は1/100以下(当社標準床)と軽く、数トンの客席も人手移動できます。 |
エアポーターの用途例
- 客席、ステージ移動:多目的ホールでの競技や会議に対応した客席レイアウト変更
- 舞台装置移動:小舞台の移動、舞台上での大道具、客席、大型テレビ等の移動(地下収納と併用)
- 競技場での柔道畳収納・展開システム(柔道・剣道等の兼用ホール)
- イベント場での展示物移動・回転展示
- アリーナでの遊技施設・客席移動(不要時は地下倉庫へ収納)
エアポーターの型式
エアポーターのサイズは本体フレーム寸法や搬送物重量により決定されます。
当社までご連絡いただき、最適なエアポーターを提案させていただきます。
エアポーター仕様の一例を下記表に示します。
能力 (KN) |
呼称 | 取付板(参考、客先指定) W×L(mm) |
浮揚程(F) (mm) |
必要ブロア数 (100or200V) |
---|---|---|---|---|
3.0 | 450×1,050 | 510×1,050 | 35~60 | 1台/1枚 |
3.5 | 614×1,070 | 620×1,100 | 35~55 | 1台/1枚 |
6.0 | 830×1,024 | 860×1,030 | 20~40 | 1台/1枚 |
8.5 | 850×1,250 | 880×1,280 | 15~35 | 1台/1枚 |